日本橋三越【盛夏の沖縄風情】の出品作品が雑誌「美しいキモノ」に掲載
2022年7月27日から2週間にわたり日本橋三越本店本館5階にて開催されましたGalleryはらいそPresents沖縄現代工藝展「盛夏の沖縄」に出品した紅型工房べにきち吉田誠子(のぶこ)さんによる帯「Flower」が国展工芸部受賞作品として雑誌「美しいキモノ」にて掲載されました。
今回受賞した紅型工房べにきちの吉田さんは、沖縄県立芸術大学にて紅型を学び、2010 年に「紅型工房べにきち」を瀬底島に設立。日本民藝館展、国展などにおいて数々の入選を果たします。沖縄の伝統工芸である紅型の技法を用いて、類を見ない吉田誠子の視点で描かれた独特でアーティスティックな世界観が人気を呼んでおり、なにより店主である私も心底惚れ込む作家の一人。
沖縄へ移住した際の記念として自宅用に暖簾を2枚お願いしたのがきっかけでお付き合いが始まり、時を経てGalleryはらいそへ参加していただく流れとなりました。
今回掲載された受賞作品の「Flower」の型は、帯に留まらず、パネル、タペストリー、鞄などに姿を変えて皆様にお披露目し、皆様のお手元に届けています。紅型の技法を用いて、ウィリアム・モリスにインスパイアされて完成したこのFlowerの世界観は多くの人を魅了しています。
現在、GalleryはらいそではFlowerのパネルをオンラインストアにて取り扱いしておりますので、どうぞご覧ください。
※完売いたしました。
掲載された国展工芸部奨励賞を受賞した作品は日本橋三越の会期中にご成約に至り、仕立てを終えて先日お客様のもとへお届けしたばかり。このお客様は、新国立美術館にて開催された展覧会て受賞作品をご覧になってお求めに至りました。
このようにGalleryはらいそでは、沖縄の染め織りを存分に楽しめるイベントを年に2回東京の日本橋にて開催していますので、関東近辺の皆様はぜひ足をお運びくださいね。
1年間、さまざまな沖縄の染め織りのジャンルの作家の皆様と対話を重ねながら丸善日本橋店で開催される「めぐり逢う沖縄の染め織り」と日本橋三越で開催される「盛夏の沖縄」に向けて新作を制作していただいております。
来年も新たな作家を迎え幅広いアイテムをご用意する予定です。ようやく今までの経験をもとに作家と共に商品化していく作品も登場予定なのでさらに皆様が「ちむんどんどん」できるような内容に仕上げていきますのでどうぞお楽しみ。
紅型工房べにきちの作品が東京へ
10月26日より1週間にわたり丸の内オアゾ4階丸善ギャラリーにてGalleryはらいその企画として写真と油絵を中心に「OKINAWA NATURE GRAPHICS」というアートイベントを予定しております。
今年のテーマは「ブーゲンビレア」。写真家藤代冥砂さんと油絵画家Lee Yasumitsuさんによる鮮やかなブーゲンビレアの世界をお届けいたします。その中でゲストとして紅型で美しいブーゲンビレアを描く吉田さんの新作をお披露目する予定です。そのほか愉快なパネルたちも並びますのでお楽しみに。
最後に吉田誠子さん国展工芸部奨励賞おめでとうございます!
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