【丸善 日本橋】めぐり逢う沖縄の染め織り 2022

GalleryはらいそPresents 沖縄本土復帰50周年記念  沖縄現代工芸展2022
めぐり逢う沖縄の染め織り

〜沖縄の豊かな 然の色で染め 経と緯で彩る幾 のものがたり さまざまな
型に彩り帯びて 八 にと続く暮らしが生んだ 南 の織たちの靡くさま〜

概要 

2021年におよそ16年ぶりに開催された丸善日本橋店美術ギャラリーでの沖縄工芸展「めぐり逢う沖縄の染め織り」は大盛況に終えることができました。今年は、沖縄本土復帰50周年という節目の年に、第2弾となるめぐり逢う沖縄の染め織りを開催いたします。沖縄には琉球王朝時代から300年以上の年月を経て受け継がれる伝統工芸品があります。今回のイベントでは、琉球びんがた、芭蕉布、首里織、南風原花織、琉球藍織物を中心に厳選した帯・着尺・琉装をお届けいたします。琉装とは、古くから伝わる沖縄の胴衣(ドゥジン)、長羽織(フィーター)などの着物です。帯を使わずに、沖縄の手織物を身に纏うことができます。昨年は、琉球藍の手織物の生地を用いた琉装をご提案しましたが、今年は新たに芭蕉布や琉球びんがたの生地を使った琉装をお披露目する予定です。

どうぞお楽しみに

会期 2022年6月22日(水)〜6月28日(火)

時間 9:3020:30 ※最終日15時閉場

会場 丸善 日本橋店 3階ギャラリー

住所 東京 中央区日本橋2-3-10

電話 03-6214-2001



参加工房

沖縄の伝統工芸品「琉球紅型」の老舗工房。沖縄の歴史と寄り添い、唯一無二の伝統工芸品を作り出す。琉球王朝時代から16代続く紅型工房であり、沖縄の紅型界を代表する最老舗工房。戦後、14代目城間栄喜の尽力により伝統工芸紅型が復興し現在に至る。
吉田誠子(よしだのぶこ)
兵庫県出身。1997年沖縄に移住。2002年沖縄県立芸術大学デザイン工芸科染色コース卒業。趣味は素潜り漁とピアノ。

2010年「紅型工房べにきち」を構え独立。

2010年 沖展初出品 浦添市長賞受賞

2012年 第6回太平洋島サミットにて各国代表寄贈用作品制作

2013年 初個展(青砂工芸館)

2013年 ディノス「DAMA CASA」に作品起用

2014年 ぬぬぬパナパナ東京展・大阪展参加(以降2018年まで毎年参加)

2014年 ホテルオリオンモトブリゾート&スパの内装用作品制作

2018年 日本民芸館展初出品 入選

2018年 ホテルスマートコンド泊 内装用作品制作

2019年 日本橋三越本店 沖縄工芸展参加(以降毎年参加)

2021年 株式会社ビームスのレーベル「fennica」とコラボ

首里で姉妹経営しておりますカタチキです。
「カタチキ」は紅型(びんがた)の昔の呼称で、型を付けるという意味でカタチキと呼ばれていたそうです。
「カタチキ」を工房名にして、生まれ育った首里の地で伝統の技を大切に、沖縄の何気ない風景や風習を取り入れ、紅型を日常的に使えるものづくりをしております。沖縄のゆるやかで暖かい風を皆さんにお届けしたいと考えています。
自然豊かな沖縄の北部、今帰仁村で琉球紅型を制作している紅型工房です。

道家良典(どうけ よしのり)
1982年生20歳から独学で草木染めや型染めを学ぶ。
22歳の頃、城間びんがた工房にて2年間修行した後、琉球藍を栽培から学ぶため琉球藍の栽培農家を周り琉球藍の栽培技術や泥藍作りを学ぶ。その後妻由利子とともに紅型工房ひがしやを立ち上げる。第65回沖展奨励賞受賞

道家由利子(どうけ ゆりこ)

1985年生 沖縄県那覇市に生まれる。首里高校染織科卒、工芸技術支援センター(紅型研修)修了。びんがた工房くんやにて6年修行後、夫道家良典とともに独立。紅型工房ひがしやを立ち上げる。独立後は県内の琉球舞踊の踊り衣裳を多く手掛ける。

藍染織物・花藍舎を営む機織り作家の宮良千加(みやらちか)。子供の頃から布に囲まれ、高校の時にインドネシアの手織り絣(かすり)の虜となり、織りの世界を目指すことに。八重山の小浜島(こはまじま)を訪れ、自分の目指す機織りの師に出会い、そこへ移り住み、宮良さんの機織りの世界が始まった。 花藍舎では手織りならではの技、風合いを大切に、沖縄の伝統文化、海、空、風などの原風景をテーマに布を織っています。木灰による藍建ては化学薬品を使わない、昔ながらの技法。人が見て触れて使って、嬉しくなるような布を求め日々製作に励んでいる。
・プロフィール・
 鈴木隆太 すずきりゅうた
 1974年 沖縄県那覇市に生まれる
 1999年 沖縄県立芸術大学美術工芸学部卒業
      沖縄県後継者育成事業 芭蕉布受講生
      「喜如嘉の芭蕉布」平良敏子に師事 大宜味村喜如嘉に移住
 2007年 宜野座村に移住 鈴木芭蕉布工房を始める

 2005年 沖展(沖縄タイムス主催)初入選 以降多数回入賞
 2015年 沖展準会員
 2016年 沖縄県工芸公募展 最優秀賞
 2017年 日本民芸館展 準入選
個展
 2013年 「鈴木芭蕉布工房のしごと展」沖縄県立博物館・美術館 県民ギャラリー1
 2018年 「鈴木芭蕉布工房のしごと展」宜野座村立博物館 第3展示室
 2019年 「鈴木隆太芭蕉布展 ~夏至南風~」日本橋谷屋 染織ギャラリー 

大阪文化服装学院を卒業後、大阪と東京のアパレル会社に勤務。
2013年から義母の元で本格的に織りを始める。
琉球絣組合で3年間の修行を経て、琉球絣と南風原花織の帯、着尺の製作を行う。
2019年銀座で初の個展を開催。

2018年、手織の洋服ブランドMARIKASIを立ち上げる。

2020年独立しTEORI WORKS OKINAWAを立ち上げる。

起田奈津子(Natsuko Okita)

2003年 首里織(那覇伝統織物事業協同組合)の後継者育成講習を受講
2004~2009年 首里織 伝統工芸士 山口良子氏の工房に勤務
2009年~ 沖縄県南城市の自宅にて制作を行う

主に伝統的工芸品「首里織」の着尺や帯を制作していますが、着物に馴染みのない方がにも日々の暮らしの中に首里織を取り入れてもらえたら…と、ショールやタペストリーなど現代の生活に合った織布・小物も制作しています。
「温故知新」古典に学び、首里織の伝統技法使い、新しい風(デザイン・色・素材など)を取り入れたものづくりを目指しています。

作家略歴

玉城恵
1968年 沖縄県那覇市で生まれる。
2002年 織工房「てぃ花工房」にて15年にわたり技術を学ぶ。
2017年 独立。那覇伝統織物協同組合組合員に所属する。
2020年 工房「アトリエKei Fleur ケイフルール」設立

賞歴

2017年 沖展 工芸部門(織物)浦添市長賞受賞
2018年〜20年 沖展入賞
2020年 第13回現代手織物公募展
     準グランプリ駒ヶ根市長賞受賞
2022年 沖展入賞

作家略歴

砂川恵子

台湾出身。その後、郷里の宮古島へ移る。
戦後困難な時代にアメリカ兵の靴下を解き、その糸を染め直して反物を織り、家族のために和服を仕立ててくれた母親の影響をうける。
65歳の時に、琉装への思いが募り自分の故郷の大切な文化を失いたくないと琉服の制作をスタート。その後「琉装の会」やオリジナルドゥジンブランド「琉衣」を立ち上げ展示会を多数開催している。
沖縄の文化や伝統を大切にすることが、平和につながると信じて琉装の普及に励んでいる。

同時開催 みんなの沖縄民具

昭和54年 岡山県生まれ
平成23年 陶眞窯 相馬正和氏に師事
平成29年 「陶芸こまがた」設立
備前焼の陶芸家を父に持つやちむん作家・駒形爽飛による初個展。
沖縄で培ってきた技術を巧みに織り交ぜ、独創的な世界観を繰り広げています。定番の古典柄を始め、秋の入り口に役立つ落ち着きあるブラウンやホワイトのしのぎシリーズなどが並び、秋風そよぐ季節に使いたいとっておきのやちむんに出会えるはずです。
東京都出身。壷屋焼窯元・島袋常栄に師事したのち、1993年に独立。
2003年からは拠点を大宜味村に移し、2015年に共同登り窯「大宜味窯」を築窯。以来、手びねりによるシーサーを中心に陶芸活動に励んでいる。
沖縄県うるま市で制作する再生ガラス工房てとてと。透明感のあるガラスの中に気泡や色あいがあり、透けた先に見える風景が何とも涼しげ。飲み口や台座にちょっとしたデザインがある。手にとってグラスのカーブや重さ口当たりを確かめてみると、ひんやりとした肌触りが心地良い。

空き瓶を再利用する「再生ガラス」にこだわり続けるてとてとのガラス作り。工程で出たガラスのクズは、道路の舗装材として再利用している。循環型社会に向けて真摯に向き合う姿が、語らない作品を通じて伝わる気がしている。

1974年 沖縄県具志川市(現うるま市)田場にて生まれ

1996年 沖縄国際大学文学科卒業、共栄ガラス工房入社

1999年 ガラス工房清天入社。入社して数年後工場長となり十一年半在籍。

2011年 うるま市の実家にて「ガラス工房てとてと」設立
2020年 工房名を「再生ガラス工房てとてと」へ変更

再生ガラスにこだわり、廃瓶を使ってガラスを作り続ける白鴉再生硝子器製作所の器は、シンプルな佇まいの中に凛とした存在感のある器ばかり。仕上がりの精度もひとつひとつ吹きガラスにも関わらず形に安定感があります。

窓ガラスを使ったライトブルーの器も再生硝子ならではの質感が楽しめます。

一輪挿しや小皿、デザートカップ、グラスなど。

琉球王国時代の金工品復元製作のほか、新しい琉球錫器も提案しています。
琉球錫器とは、300年以上も続いていた沖縄の伝統工芸で、祭祀道具や酒器などがつくられていました。それらは美しい光沢の工芸品としてだけではなく、島の人々の祈りも込められたものでした。近年研究が始まったばかりの分野のため知名度は低いのですが、脈々と受け継がれた文化が確かにあったのです。およそ100年ぶりに製作が再開した琉球錫器は、泡盛の味を引き立てる特長など再注目されている正に温故知新の工芸です。
沖縄の離島 伊平屋島で植物を編んで日々の道具を製作。
昔からある民具を現在の生活スタイルに取り入れやすくReデザインしています。

沖縄の強い太陽の光を浴びた生命力あふれる植物たち
おしてはかえす波に磨かれた貝
自然が作った造形美をつかい
やがてまた自然に還ることのできる日常用具がコンセプト