ときめく春のやちむん入荷のお知らせ|はらいそ通信

心が楽しくなる器を作りたい

「心が楽しくなる器を作りたい」

仕入れの帰り際に言われた言葉にはっとしたのは3月の終わり。

久方ぶりの土の種の器は、

随分とみないうちに形や色合いがグッと洗練されていた。

新型コロナウイルスが日本に飛び火してからというもの、

漠然とした不安感と先の見えない恐怖感に包まれて

ため息を交えながら見えない未来に

誰かに出会えば不安を共有することが増えてきた。

そんな時に、「心が楽しくなる器を作りたい」と言われて、

太陽の光が急に射し込んだような感覚になった。

ああ、自分は随分と下を向いて歩いていたなぁと思い知らされた。

別の作家からは、

「ものづくりというのは、作り手の想いが作品を通じて伝わるもの」

という言葉をふとした瞬間に聞かされた。

確かに、作り手や想いは語られることがなくても

日々の営みの中でふとした時に、伝わるもの。

きっと今まで、はらいそに訪れて

器やストールやアクセサリーなどを買ってくださった皆様も

そんな瞬間を感じたことがあるのではないだろうか。

そして自分の役割について考える。

作り手が「心が楽しくなる器を作りたい」というならば

自分は「心が楽しくなる器を届けたい」と願う。

語られない作り手の思いを伝えていく。

今できることを一つずつ

大地を確かめるように一歩ずつ。

欲しい未来は自分で描いていく、いつの時代も。

私たち人間にはそれができる。

かつて、はらいそで個展をやったやちむん作家の秋元ナナさんは

「かわいいは世界を救う!」

と豪語していた。

2020年、新年度も始まりいい歳した店主ではあるが

「かわいい」に注力していきたいところ。

さて、今回仕入れた土の種のうつわたちは、

少しばかり季節が過ぎてしまったものの

ビタミンカラーのミモザの絵皿はやはりオススメの一品。

暮らしに花をそえるミモザの絵皿

ポンポンと弾けるような小さな黄色い花の季節は、誰もが心躍らるに違いない。

自分にとっても春先の短い季節だけに訪れる黄色いミモザのシャワーを

器に詰め込んだ作品。1点のみの販売となります。

ネコ好きにはたまらない器たち

優しい表情が描かれたネコの形のフラット皿。悶絶級のかわいさ。

こんなおたま立てが欲しかった!わかります。1点のみです。

SOLD OUT

ミミズクだってお皿です

何か言いたげな顔したミミズクのお皿。土の種は、クリエイティブと書くと「かっこいい」イメージが強いけれど、この表情のミミズクと思わず会話が始まる仕掛けを作る天才!

ミミズク皿

SOLD OUT

ハリネズミだっているんです

絵本の挿絵のようなかわいさのハリネズミの小皿。アクセサリーやちょこっとおやつに最適。

ハリネズミの小皿

せっかくの春だもの、おうち時間にかわいいやちむんを

桜の季節も、自宅で過ごす時間が増えてしまった2020年。

せっかくの春を楽しみたい!そんな方にオススメするのは、

いつもと違うやちむんで

食卓にかわいい花を咲かせてみて。

おうち時間にやちむんを

その他のかわいい器は店舗にて購入可能

はらいその扉を開けると、「かわいい!」で埋め尽くされた世界をお楽しみいただけます。

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