沖縄の工藝について

このサイトに訪れる皆様にとって、

沖縄旅行の楽しみの一つといえば、クラフトショップ巡りではないでしょうか?

訪れる旅先で受け継がれている「手しごと」に触れられる旅。

工芸好きにはたまりません。

Galleryはらいそでは、沖縄の伝統的な工芸から現代工芸まで幅広く取り扱っています。

見て触れて、感じてみてとっておきの器やアクセサリーに出会える瞬間は、喜びに包まれるものですよね。そんなみなさんに、その喜びをさらに高めてくれる、わかりやすい「沖縄の工芸」についてご紹介します。

沖縄の手仕事がどのように作られているのかがわかると、連れて帰っていただく品々への愛着がさらに湧いてきます。

店舗ではお伝えしきれなかったはらいその工芸品について今一度ご説明をさせていただきたいと思います。

 

Galleryはらいそで出会える沖縄の工芸品

やちむん

沖縄で作られる陶器のことを称して沖縄の言葉で「やちむん」と呼ばれています。

沖縄のやちむんの歴史は古く、およそ6600年前と言われています。長い年月を経て、沖縄の人々の暮らしの中に溶け込んでいった器が今もなお受け継がれて多くの人を魅了しています。

Galleryはらいそで扱っているやちむんは、はらいその位置する「うるま市」で作られているやちむんを展示販売しています。

やちむんの歴史について学びたいという方は、沖縄県那覇市にある「壺屋焼物博物館」に行かれることをオススメします。やちむんが辿ってきた軌跡を知ることで、やちむんの良さがグッと深まるはずです。

 

琉球ガラス

琉球ガラスとは、沖縄本島を中心に作られる、吹きガラスなどの「ホットワーク」と呼ばれる作業で作られる工芸品のこと。沖縄で作られるガラス工芸品のことを「琉球ガラス」と呼ばれます。赤、オレンジ、青、みどりなど、南国のビビッドな色を使用した作品や、泡盛やビール瓶などを再利用して、再生ガラスとして作る琉球ガラスがあります。

Galleryはらいそでは、再生ガラスで作る琉球ガラスから、巧みな色使いを施した気品溢れる西洋の装いのガラスなどバラエティ飛んだ品揃えでお迎えしています。

紅型染め

沖縄の代表的な伝統工芸として知られる紅型染。琉球王朝時代、王族や士族の衣装として染められていたとされています。

長い歴史の中で幾度となく存続の危機があった紅型は、戦火で多くの型紙や道具が消失しました。

しかし、戦後、王朝時代から紅型染めに従事してきた城間家の尽力により、紅型が復興へと向かいます。

現在の紅型は江戸時代の頃の作品が多く、ほとんどの図案は中国の吉祥文様をベースとしています。

図案を考え、型を刀で掘り、糊を置いて、顔料や藍などで染めていきます。

作品としては、着物の生地や帯、額絵など高価なものから、コースターやカードケース、髪飾りなど買いやすい価格帯まで展開しています。

Galleryはらいそで扱う紅型は全て手染めの作品です。コースターやブックカバー、月桃紙に染めたグリーティングカード、タペストリー、額絵などを取り揃えております。

琉球藍織物

沖縄には、久米島紬、宮古上布、読谷山花織、読谷山ミンサー、琉球絣、首里織、与那国織、喜如嘉の芭蕉布など実に多くの機織り文化があります。
Galleryはらいそでは、やんばるで育った琉球藍やフクギなどの草木染を施した糸を使って小浜島で修行をした作家が織り上げる作品がならびます。