花藍舎  宮良千加

藍染織物・花藍舎を営む機織り作家の宮良千加(みやらちか)さんは、子供の頃から布に囲まれ、高校の時にインドネシアの手織り絣(かすり)の虜となり、織りの世界を目指すことに。八重山の小浜島(こはまじま)を訪れ、自分の目指す機織りの師に出会い、そこへ移り住み、宮良さんの機織りの世界が始まった。 花藍舎では手織りならではの技、風合いを大切に、沖縄の伝統文化、海、空、風などの原風景をテーマに布を織っています。木灰による藍建ては化学薬品を使わない、昔ながらの技法。人が見て触れて使って、嬉しくなるような布を求め日々製作に励んでいる。