沖縄県本島北部の離島「瀬底島」にアトリエを構える「紅型工房べにきち」。色彩豊かな沖縄の伝統工芸である「紅型」の技法を使って、絵画のような世界を広げる作家・吉田誠子による作品。2019年3月に瀬底島のアトリエは非公開となり、制作に専念している。
作家紹介
吉田誠子(よしだのぶこ)
兵庫県出身。幼少時代から絵画に造詣が深く、パッチワークを嗜む母親の影響で布を身近に感じていたこと、沖縄への憧れを持っていたことが重なり、沖縄の伝統工芸「紅型」を学ぶことに。趣味は素潜り漁とピアノ。
略歴
1997年沖縄に移住。
2002年沖縄県立芸術大学デザイン工芸科染色コース卒業。
2004年型染め「彩」三人展(那覇市民ギャラリー)
2005年沖縄平和美術展出品(那覇市民ギャラリー)
2006年沖縄の紙の世界展出品(浦添美術館)
2010年「紅型工房べにきち」を構え独立。
2010年沖展出品 浦添市長賞受賞
2013年初個展(青砂工芸館)
2014年ぬぬぬパナパナ展参加(以降2018年まで毎年参加)
2018年日本民芸館展入選
2018年YAMBARU ART FESTIVAL参加
2019年日本橋三越「新涼にたたずむ沖縄の美」
2019年YAMBARU ART FESTIVAL参加