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はらいそ通信vol.27
アートが心を豊かにする瞬間
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先日、夏の催事の打ち合わせでとんぼ返りではありましたが上京してきました。
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東京に行くと必ずといっていいほど美術館に足を運びます。
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今回は江東区にある東京都現代美術館を来訪。東京都現代美術館はキュレーションがとてもすばらしくいつ何を見ても満足度が高い美術館の一つです。
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感染症対策もきちんとされていてゆっくり3時間近くかけて作品を見ることができました。
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よくアートのことを話すと「難しい」「よくわからない」というレスポンスをされることがあります。私は、この「難しい」「よくわからない」を体験することが現代社会においてとても重要なことだと思うのです。
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わからないことをわからないまま放置しおくと、時間が経って意図しない状況でその作品やその作品を見て感じた感情とリンクする瞬間があります。
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正解だらけの世の中で、わからない、難しいを放置する時間がのちにクリエイティビティに繋がることを何度も体験してきました。
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何かを決断する時に、自分がかつて読んだ本や、見た映画に触発されるなんてことがありませんか?
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それと一緒で、わからないアートを見続けていくと、自分がどういうものに興味を抱き、どういうものに苦手意識をもち、どういったものを美しいと感じるのかという自分の軸に触れることができます。
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自分の人生を生きる上でとても大切な行為だと思うのです。
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とはいえ、最初からコンテンポラリーアートなどに手を出すより、馴染みのある広告業界の展示やジブリの展示、印象派の王道などからスタートするといいかもしれません。ということで、グラフィックデザインからハリウッドの服飾デザインなどを手がけた世界の巨匠・石岡映子さんの展示は、どこまでも追及された「デザイン」「美」が堪能できるのでおすすめです。映像や実際の衣装の展示など見ていてあきのこない構成になっているのでぜひ行って見てください。
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工芸の世界も一緒で、素材選びから制作の工程、そして用の美としての機能的なデザインなど、「よい」「好き」「あまりあわない」などの判断をするときに自分の「美意識」が役立ちます。
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雑誌やテレビでいいと言われたものではなく、自分でその価値を見つける体験を繰り返す。その積み重ねはやがて人生の豊かさにつながって行くのではと思うことがよくあります。
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沖縄に想いを馳せたくなる作品
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さて、新型コロナウィルスの影響ですっかり沖縄に訪れる人が皆無になってしまった状況が続いております。首都圏、関西、九州の都市部でも同じような状況です。
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今日は、readerさんにおすすめの新作をいち早くお伝えしたくてメールを書いています。
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沖縄といえばやっぱり透き通るブルーが魅力ですよね。
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そんな沖縄の海を感じる作品たちをどうぞご堪能ください。
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今週の新作
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沖縄の魚「イラブチャー」をイメージした鮮やかなブルーグリーンのグラスに気泡で描かれたうず模様が、まるで絵画のような一品。
おうち時間で沖縄のブルーオーシャンを感じられる美しいグラスです。工房にはらいその別注品として制作を依頼している作品です。
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readerさんだったら、どんな飲み物を入れますか?
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琉球藍で染めた糸を使い、絣の技術を巧みにデザインした手機織生地を使ったトートバッグ。シンプルなストライプ模様。わざと絣をずらして織り込むことでおぼろげで印象的んデザインに仕上がっています。
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オンラインストアで購入いただいた方限定にうるまの魅力が詰まったフリーペーパーをプレゼント!!
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Galleryはらいそを運営しているmonoboxが企画・編集・デザインを担当したうるまの「与勝(よかつ)」というエリアの魅力をまとめた40ページの力作となっています。
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コチラの本をオンラインストアで購入された方にプレゼントいたします。
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また、フリーペーパーだけ欲しい!という方にも送料のみの負担(300円)で、発送も可能です。
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うるまが大好きな方も、まだ訪れたことがない方もいつかこの本を片手に巡ると楽しめる1冊になっています。
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うるまの与勝という地域の魅力的なお店や手しごと、スポットを地域の方にヒアリングして作った1冊。
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2021年沖縄県外出展スケジュール
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2021年東京日本橋にて2つの企画展を予定しています。
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内容を変えた構成で新たな作家陣もたくさんお連れしますので乞うご期待!
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ふるさと納税にあたらしいやちむん工房が参加しました
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うるま市で母娘で可愛らしい作陶を続ける「土の種」。「楽しい」をモットーに心がワクワクするようなユニークなモチーフをふんだんに取り入れた器たち。
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毎日の食卓に「楽しい」を少しずつ増やしていきませんか?
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