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はらいそ通信vol.9

沖縄に旅する前に読んでおきたい一冊

readerreader様
こんにちは。

Galleryはらいその店主・河野です。

ここ最近、太陽の光が燦々と降り注ぎ、車を運転しているだけでも日焼けしてしまう沖縄です。

今日から全国的に県をまたぐ移動自粛が解禁になり、まずは国内にいる方々の移動が復活することで、観光地も徐々に息を吹き返していくイメージを描いています。

readerさんも、そろそろ今年後半、どこかへ旅に出ようかなと考えていらっしゃいます?

今日は、沖縄を旅する際に役立つ本や、いつもと違った風景が楽しめる本をご紹介します。

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みんなの沖縄

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みんなの沖縄」は、沖縄在住のクリエイターやカフェなどのオーナーが自分たちが暮らす町の個人的な「お気に入り」を集めた一冊。

はらいそ店主は、「うるま」という町を紹介しています。美味しい沖縄そばやさんや、内地には珍しい「おいなりさん」さんや地域に根ざす工芸作家などを紹介しています。
沖縄本島の各エリアに住むクリエイターたちが、お互いに紹介しあった場所を巡る旅が密かにブームになりました。

出版されたのが少し前ではあるものの、Kindleでスマホに入れて巡るのもいいかも。

手仕事と工芸をめぐる「大人の沖縄」

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手仕事や工芸が好きな方は、ぜひこの一冊を事前に読んでおかれると良いと思います。大先輩で尊敬する文筆家の小澤典代さんが沖縄の丁寧な暮らしの中の手仕事を纏めた一冊です。はらいそにも遊びにいらして紹介していただきました。
とにかく美しい文章を書かれる方で、はらいそに参加している「花藍舎」を紹介するページは冒頭からノックアウトされるほど。ものづくりを巡る旅、私もかつて京都や多治見、金沢など器を求めて旅をしたものです。そういった経験が今に繋がっているのかもしませんね。

ていねいに旅する島時間

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この夏、八重山諸島や宮古諸島を旅するなら、ぜひ島に流れるゆったりとした時間を感じられる一冊を読んでから訪れてみてください。美しい情景を思い浮かべながら、まだ聞こえぬ波の音や、まだ見ぬ夜空に光り輝くむるぶし(群星)があなたを包んでくれる事でしょう。

ことりっぷ

ことりっぷ
初めての沖縄なら、やっぱり「ことりっぷ」がオススメ。デザインもすっきりして読みやすいのが特徴。厳選された旬の沖縄が毎年アップデートされているのでお近くの本屋さんでもお求めやすいかもしれません。

関東近辺にお住いの皆様へのお知らせ

少し前より、皆さまにお伝えしてきました、日本橋三越本店本館5Fスペース#5にて開催されるGalleryはらいそ特別企画 沖縄現代工芸展 2020「開かれる沖縄の扉」。ご住所をいただいている方はすでにDMがお手元に届いているかもしれませんが、皆さまにもいち早くお伝えしたかったのでこちらにDMを貼付しておきますね。

今年はなんと、沖縄から職人も皆さまに会いにやってきます。
特に、錫職人・漆職人は去年消失してしまった首里城の復元作業をされてきた方達です。首里城復活のために準備がだんだんと進みつつある中で、東京までいらしていただけることになりました。

沖縄の現代工芸の奥深さを作家から直に伺ってみてはいかがでしょう。
Galleryはらいそ河野 在廊日 7月8日~7月21日
MARIKASI 機織り作家 宮城麻里江 在廊日 7月8日
金細工まつ 錫職人 上原俊展 在廊日 7月11日~14日
工房ぬりトン 漆職人 森田 哲也 在廊日 7月11日~14日

花藍舎

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2018年より毎年銀座三越・新宿伊勢丹・日本橋三越本店へお持ちし、大好評だった花藍舎(からんしゃと読みます。)の琉球藍の染め織物。作家・宮良千加さんは、この展示のために新作を温めてきてくれました。

昨日工房で、日本橋に展示される帯や、ストール、お洋服などを拝見してきました。

今年は吾妻バッグやサスティナブルな社会へと花藍舎が提案する「風呂敷」など今までになかった作品群がラインナップ!

明日もわからない世の中になってしまったけれど、自身の作品からリラックスできるような新作で、気分は「1/F ゆらぎ」だそうです。巧みな技術を使って幻想的な色彩を織りなす花藍舎のストールをお楽しみに。

城間びんがた工房

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琉球王朝時代から300年の長い歴史を持つ、首里城の麓に佇む「城間びんがた工房」。今回、Galleryはらいその企画として初めて参加いただく工房ですが、首里城正殿の1日も早い復元を願い、特別に首里城のタペストリーを展示できることになりました。紅型で描かれた見事な首里城の姿を見ると、目頭がいまだに熱くなります。

また、人間国宝平良敏子さんが織り上げた芭蕉布に染めた紅型の額絵も展示いたします。
今年の沖縄現代工芸展は、本当に見応えのある展示となりますので、関東近辺にお住いの方、この時期に関東へお出かけされる予定の方は、ぜひお立ち寄りください。
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これを編集してテキストを挿入します。

作家支援のお願い

前回から引き続き作家支援のお願いです。

ふるさと納税も去年比でこの3ヶ月なんと2倍の注文をいただいております。
うるま市、沖縄に想いを馳せていらっしゃる皆様に改めて支えられていることをかみしめています。
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新型コロナウイルスの影響により、甚大なる被害がものづくりの現場に広がっています。国際通りや壺屋やちむん通りなどの観光スポットが長期にわたる休業に追い込まれ、大口の注文がキャンセルが相次いでおり、私たちの暮らす地域作家の支援をどうすべくか試行錯誤している状況です。
readerさんにお願いしたいことはこの3つ応援。

1)知って応援!(沖縄の工芸品の魅力を知ってもらうこと)
2)買って応援!(沖縄の工芸品を買って応援していただくこと)
3)納めて応援!(沖縄の工芸の現場を存続させるための支援としてふるさと納税を活用していただくこと)
1)の部分は、コチラのメールマガジンで工芸の魅力を少しずつお伝えしていきますので、それを読んでいただき、沖縄のものづくりに少しでも思いを馳せていただければ作家のモチベーションへ繋がります。
2)の部分は、通販や、お近くの百貨店で今後開催される予定の沖縄物産展などで工芸品に触れて購入していただくこと。私たちも参加する催事がございますので、是非遊びにいらしてくださいね。readerさんとお会いできる日を心待ちにしています。
3)の部分は、地方自治体は、新型コロナウイルスの支援で予算確保するのに必死になって動いています。私の住むうるま市も早急に飲食店と宿泊業に現金給付がなされます。しかしながら、自治体の予算も限られてきており、長期的に打撃が予測される小売店や工芸作家支援までは長い道のりとなります。
すでにふるさと納税ではらいの商品を返礼品に選んでいただいている方もたくさんいらっしゃいます。本当に嬉しいです。このメールの返信にも、大切に使っているなどのメッセージが送られてきて、都度作り手にもお伝えしています。

今、緊急に作家の支援をしていかないとものづくりをしている方が閉業を余儀なくされてしまう状況になっています。

そこで、はらいそから、うるま市の返礼品のバリエーションを増やす準備をしています。商品の撮影・登録次第皆様にお知らせいたしますので、どうぞふるさとチョイスをご活用ください。

ゴールデンシャワーとPeace Week

10回目の誕生日 2020年6月25日は、沖縄に移住して10回目の誕生日だった。10年ひと昔というが、沖縄へ移住してから …
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うみいろと季節外れの入学式|はらいそ通信

うみいろ
季節外れの入学式 我が子が通う学校は、2020年3月2日より5月31日まで新型コロナウイルスの感染拡大の影響により休校の …

梅雨の季節に気分をスッキリしてくれる沖縄の果物「スナックパイン」|はらいそ通信

とうとう沖縄の梅雨入り。今年はどこか梅雨寒な日々が続いています。今回は、梅雨のジメジメとした鬱蒼とした気分とおさらばでき …
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