目止めについて
2024.11.22
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粉引や貫入のある器をお求めになられたら、長くご利用いただくために「目止め」と呼ばれる下処理をお勧めいたします。
粉引や貫入のあるやちむんなどの粒子が荒い陶器には、無数の目に見えない小さな穴があり、そこから水分を吸収していきます。
この吸水性が匂いやカビの原因となるため、使用する前にあらかじめその穴を塞ぐ処理をします。
手順
1)器を軽く水洗いする。
2)大きめの鍋に器がかぶるくらいの米のとぎ汁(なければ水と米)を入れる。
3)弱火で15分ほど煮沸する。
4)完全に鍋の湯が冷めたら、器を取り出して水洗いし、しっかりと乾燥させる。
商品によっては目止めの必要のないものもございます。焼締や貫入のないものは必要ございません。
粉引・貫入のある器が目止めの目安として覚えておくといいでしょう。
ご不明な点がございましたらお気軽にお問い合わせください。